卒業論文を旅に持ち込むのはやめましょう

投稿日:
日本→ドーハ→パリ
2014年10月。
そういえば当時はエボラ出血熱の全盛期であった。日本を一歩でも踏み出すとそこはエボラの巣窟であり、出国した人物は例外なく感染してしまうという噂がまことしやかに囁かれていた。

出国した人間は帰ってくるな!と言われるほどの社会現象にまで発達していたとも言われている。

しかも私はモロッコ、つまりアフリカ大陸に行くというから、周囲の心配様と言ったらそれはもう。しかし当時もよく言っていたが、モロッコは感染地域ではない。ヨーロッパでも感染者が出ていたが、対象者は治療に当たっていた医師であり、二次被害は出ていないと何かで言っていた。さらにエボラの感染力はたぶんそこまで強くないと誰かから聞いていた。
つまり全くもって問題ない。
曖昧な情報をもとに曖昧な思考回路を辿って、リスクマネジメントという言葉を排除した決定を断固押し通した。もちろんリスクマネジメントに至る思考を遮断したのは「あとからなんとかなるだろう精神」という私の先天的なアビリティが炸裂したからに他ならない。
そうしてエボラ対策にと、アルバイト先の先輩からもらったマスクとバファリンを持って私は旅に出た。

関西空港深夜発の便。最初の行き先はパリである。利用した航空会社はカタール航空。ドーハでのトランジットが9時間もある中、暇を持て余しすぎて「卒論を半分以上進めてしまう」などというみっともない姿をカタール国民及び外国人の皆様にお見せしてしまったことについては、心からお詫び申し上げたい気持ちでいっぱいである。
一方で今回のたろゑもんは今までとは少しちがう。

父親が購入したデジタル一眼レフを拝借し、万物をこの小さなSDカードという物質に収めることに尽力することをミッションとした。したがって前回の旅よりはより良い写真が撮れていることを皆さんは期待しても良いかもしれない。

また、今回は「脱ペンギン」に成功した。比較的ましな格好で旅をすることができそうだ。

夜の8時頃にシャルルドゴール空港に到着し、そのまま空港バスでオペラ座の前まで行く。
今回宿泊するのは、ドリームハウスという日本人宿。一泊20ユーロとやはりパリだけに高いが、それでもパリの中では格安の部類に入る。正確にはパリ郊外に位置しており、なんとかっていう駅が最寄駅だ。今すぐには思い出せない。だからちょっと交通の便は悪いが、安さと落ち着きを優先するなら、文句は言えまい。
そうして夜10時頃に宿に到着した。かなり多くの日本人が宿泊していた。なかにはワーホリなどで長期滞在している人も多かった。みなさん暖かく迎えてくださったので、とりあえず英気を養うにはもってこいの宿だ。
と言っても養うほどの英気などないのだが。
次回からは旅の詳細な行動について記述していこうと思っている。
これ一回押してみ
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