ヴェルデ

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ポルト→リスボン
昨晩、FCポルトによってビルバオサポーター騒動が鎮圧され、ようやくポルトの街に平穏が戻った。そしてまた、その平穏は私に快眠をもたらした。
翌日、昼前までリスボンでの宿を探しながらのんびりし、それから移動のために駅まで向かう。今回の移動は列車である。リスボンへの列車はカンパニャン駅という少し街の中心地から外れた駅から発着している。

ポルト~リスボン間は京都から広島ほどの距離であり、およそ300km、3時間ほどの所要時間だ。
列車の種類は2つある。ひとつはなんとかっていう特急列車。もうひとつはインテルシダーテという急行列車。私はもちろん料金の安いインテルシダーテにした。たしか20ユーロ程度だったと思う。当日切符でも、だ。
閑散とした窓口で、受付のおばあさんにインテルシダーテに乗りたいというと次の出発は1時間後だ、などと抜かす。特急ならすぐに乗れるぞというが、私は特別急ぐほど生き急いでいないので、駅のホームで惰眠とグミを貪りながら待つことにした。
そういえば言及していなかったが、私はポルトでハリボーに代わる激ウマグミを発見した。ハリボーより値段が安く、ハリボーよりも噛みやすい。さらにはハリボーよりじゅーしぃで、ハリボーより健康に悪そうだ。そんなものをポルトについてからずっと食べていたせいか、駅でお腹がゆるくなる。

駅のトイレは有料でしかも便器がステンレス製のものであった。この時ほど日本に帰りたいと思ったことはない。
そう言えばこれまた言及していなかったが、ポルトのメトロには改札がない。代わりにピッとする機械だけがある。ピッとしなくても電車には乗れてしまう。ピッとしなかった場合は、タダ乗りか、もしくは罰金だ。

私はもちろんピッとした。

本当だ。

ようやく電車がやってきた。席は指定席となっていたが、どこが自分の席なのかよくわからなかったので適当に座った。

席も比較的広く、簡易テーブル付きだったので約3時間あまり、カメラに収めた写真たちをパソコンに取り込みそして眺めるという作業に勤しんだ。
途中、多くの乗客が乗り込んでくるが、私の座席が脅かされるようなことはなかったので安心した。
リスボンの主要駅は2つある。サンタアポローニア駅とオリエンテ駅である。
サンタアポローニア駅の方が、リスボン市街の中心地には近いところに位置している。だが当時の私はそんなことを知らなかった。海が見えてきたので、そろそろリスボンか、といつでも降りられる準備をし、列車がオリエンテ駅に到着すると多くの人がここで降りようとしていたので、私もここで降りることにした。
だが実際には次のサンタアポローニア駅で降りた方が間違いなかった。
なので皆さんご注意を。

オリエンテ駅からメトロで中心地に移動する。ちなみにオリエンテ駅は結構大きいので、迷うことは必至である。
リスボンのメトロの路線は4つある。また、路線名は色によって区別されている。
Azul アズール 青
Verde ヴェルデ 緑
Amarelo アマレロ 黄
Vermelho ヴェルメリオ 赤
という具合である。ポルトとは違って、リスボンでは改札が設置されている。ただし反応が遅い。
オリエンテ駅から赤のヴェルメリオ線と緑のヴェルデ線を駆使してBaixa-Chiado駅というところまで行く。
駅の階段を上がり、地上に出てみると、そこにはポルトと似た雰囲気を持つリスボンの街が私を待ち構えていた。ポルトと同じように石畳の坂道で構成された街並みだ。しかし違うのは首都なだけあって人の数が圧倒的に多いことだ。なかでも観光客が多い。バルセロナなんかに近い印象である。
有名ショップが立ち並び、テラス席がずらっと飲食店の前を埋め尽くす。ラテン系大都会である。
ひとまず先ほど予約しておいたPassport Hostelという宿に向かう。ここも一泊およそ10ユーロだった。写真はないが、この宿の二段ベッドはかなりしっかりしたもので、大変寝心地がよかった。共有スペースも広く、キッチンの設備も整っている。
チェックインを済ませ、荷物を置いて散歩を開始する。外に出るとあたりは夕闇に包まれていた。
先ほどまでは普通の広場だったところに、怪しい雰囲気が漂い始める。歩いていると声をかけてくる男がちらほら。マリファナを売りつけているのだ。危害を加える様子はないが、なんとも不気味である。

夕食はなんとなくスーパーで調達することにした。
ワインがめちゃくちゃ安い。

とりあえずパスタと卵と生ハム、サラミ、チーズを購入し、宿に戻って生ハムとサラミのカルボナーラを作ったのだが、火を通し過ぎて卵が固まってしまい、なんとも無残な様相を呈したカルボナーラを貪っていると、居合わせたイラン人女性とポルトガル人男性に笑われた。

ヴィーニョ・ヴェルデ
緑のワインである。ポルトガルでは有名で、微炭酸でシャンパンのようなすっきりした味わいだった。女性に人気なのも納得出来る。
本日はこんな感じで終わってしまったが、明日からは海賊王になってこようと思う。
なんでも押してみなはれ。
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