大砂丘大お遊戯会

砂漠/モロッコ

 さらさらの砂の上に降り立った我々は、相変わらずぷりぷりと脱糞ばかりしているよしをたちを横目に、いざ砂漠の大お遊戯会に望まんとしていた。

 だがしかしそのお遊戯会は想像以上に熾烈を極めた。

 大きな砂丘を駆け上り、砂漠に埋もれて戯れて、夕日をバックに写真を撮る。そんな楽しい情景を想像していた私は、高揚する気持ちを抑えきれずに真っ先に砂丘を全力で駆け登ったが、10秒と持たなかった。そんな体力は大学生活で惰眠を貪り続けてきた私の体内にはほとんどと言っていいほど残っていなかった。

 皆うんうん言いながらも登り続けるがなんといっても風が強い。巻き上げられる砂塵が視界を遮り、ありとあらゆる体の間隙に滑り込む。でも我慢だ。登った先には明るい未来がある!我々はそう信じ続けていた。

 ようやく頂に到来した我々を迎えてくれたのは相変わらずの砂嵐であった。目を開けることすらもままならないが、そんなことばかり言っていても仕方がないので、とりあえず砂の中に埋まってみた。日中あつあつだった砂漠の砂は日が暮れると急にひんやりとする。ヨーコ氏たちは砂に埋まる私の上にせっせと豊満な砂の乳房を付け加え、「Cカップだ~」とかなんとか言って楽しそうであったが、当の本人は砂と同化しそうなくらい心地よい感覚に包まれていた。

 次第に砂嵐もおさまり、遠くには雲の隙間から赤い夕陽が差し込んできた。あいにくの砂嵐でカメラを持ってくることは叶わなかったのだが、ここぞとばかりにスマホで写真を撮った。

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 全く持って意味のわからないポーズである。

 悪天候ながらも存分に砂遊びを楽しんだ我々は、砂丘をころころと転げながら下った。アリさんはアリ地獄のように我々を引きずり回したので、キャンプに戻った時にはいろんなところから砂が出てきた。

 戻ると早速夕飯であった。ハッサンが腕によりをかけて作ってくれた料理はどれもこれも美味であった。

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チキンのグリル

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ナスのタジン

 うまいうまいともりもり食べていた私は、相も変わらず健康的な食生活によって腸内環境が流動的であり、砂漠の仮設トイレを誰よりも多く利用した。

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 食後は太鼓の達人大会を開催した。テントに用意されていた太鼓は本格的なものであり、私がフェズで購入したものとは形及び性能に関して雲泥の差があった。

 皆訳も分からず太鼓を打ち鳴らし、私もよく分からないカスタネットのような物体をシャカシャカさせていた。その傍らでアリさんとヨーコ氏は理解不能なダンスを踊り狂った。これが後に語り継がれることとなった、「砂漠のナイトクラブダンシングオールナイトパーリィ」である。

 さあ、あとは満天の星空さえ見ることができれば砂漠を満喫できるだろう。が、雲行きは相変わらず怪しく、しかもスーパームーンの時期と重なっているため夜空は明るく星が綺麗に見える状態ではない。ダイスケ氏が狼に変貌しないかどうかも気になるところだ。果たして我々は夜空いっぱいに広がる銀河を目にすることができるのだろうか。

 乞うご期待。

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