ベンメリア遺跡【シェムリアップ1日目】

カンボジア/シェムリアップ →前回の記事はこちら

 宿でチェックインを済ませ、シェムリアップ観光についてオーナーと相談する。ガイドブックも何も持ってきておらず、カンボジア=アンコールワットという情報しか持ち合わせていないので、一切を他力に本願した。
 アンコールワットは朝日を見た方がいいということだったので本日は見送ることにし、勧められるがままにベンメリア遺跡トゥクトゥクツアーを手配してもらう。これがなかなかに過酷であった。

 ベンメリアまではトゥクトゥクで片道およそ2時間という耐久レースである。初めはバイクに乗って移動をする現地人を見て、物珍しげにかしゃかしゃとシャッターを切ることに勤しんでいたが、がったがたの道と眠さと風と砂埃で私の顔面はえらいことになっていた。

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dsc_2011こんな少女でもノーヘルでバイクにまたがっているカンボジアは無法地帯である。

 2人乗りはおろか、6人乗りをしている家族もいたりする。よく分からないものを運んだり、引っ越しかと思うくらい大量の荷物を載せている人もいる。ここまでバイクを酷使している国を見たのは初めてだ。

 なんとか耐え忍んでベンメリア遺跡に到着した。その前に腹ごしらえと、遺跡の前にある食堂で昼食とする。



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 日本でもそうなのだが、私はどうやらあほなので、一見明らかに食べきれない量の料理を注文してしまう。だけども勿体無い精神に基づいてしっかり完食するので、ぷくぷくと太っていくのである。外国に来ると大抵痩せるのだが、今回はそうもいきそうにない。
 ちなみにこれがカンボジア料理なのかどうかは大いに謎であるが、味はまあまあであった。カンボジア料理ってなんなんですか、誰か教えてください。

 さて、とうとうあのベンメリア遺跡に乗り込むわけであるが、私はベンメリア遺跡が何なのかは知らない。
とぼとぼと歩いていると、眼前にバルス直後の景色が広がっていた。

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 どこからどう見物するのがよいのかわからずにおどおどしていると、妙なベージュの男がこっちこっちと手招きをする。彼が何者なのかということはさておき、知らない人にはついて行ってはいけないという教訓を忘れ去り、招かれるままについて行った。
 崩れ去った岩の間隙をすり抜け、ベージュの男は裏道を駆使して私を遺跡の内奥へと誘い、一般観光客が侵入不可能なところまで案内してくれた。



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 ベンメリア遺跡というものは、いわゆるアンコールワットなどの仲間である。アンコールワットよりも歴史は古く、東のアンコールワットとも言われているそうだ。
 しかしそれがなぜこのような姿となってしまったのかというと、風化もそうなのだが、ポルポトのバルス宣言によるものが大きいという。
 また、ベンメリア遺跡の周辺3キロ以上の地区には当時埋められた地雷が残っているのだと彼は話す。遺跡にも地雷撤去済みの杭が打たれていた。
 戦争、ダメ。

 というように私一人では知りえない情報を片言の日本語と英語で教えてくれた彼はただのガイドであった。

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 入り口に戻ってくると、「ツアーフィニッシュ!」と言われたので「センキュー!バイバイ!」というと「マネー?」と若干瞳をうるうるさせながら尋ねてくる。最初から払わなければならないことはわかっていたので、「いくら欲しいの?」と聞くと15ドルだという。高いな〜と思ったので12ドルにまけてもらった。でも12ドルくらいの働きはしてくれたのではないかと納得したことにした。
「同情するなら金をくれ。」

 また2時間かけて夕方ごろ宿に戻ってくると、他のお客さんも何人かいて賑やかになっていた。私はドロドロの顔面をこすりながら爽やかに皆に挨拶をした。
 疲れたのでしばらく宿でビールを飲みながらスタッフの方や滞在者たちとわらわらととりとめもない話をする。こういう感覚、懐かしいなあ、ゲストハウスって素敵だなあ、と旅の魅力を再確認する。
 ちなみにシティゲストハウスでは0.5ドルでビールが飲める。だから際限なしにいくらでも飲めてしまうのである。「最高かよこの宿!」と来るもの皆にそう言わしめている。



 ひと段落して、一緒に話していたカイくんとシェムリアップ1の繁華街「パブストリート」に行くことにした。
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 多くの外国人がここに集結し、連日お祭り騒ぎを見せている。明るいネオン、鳴り響く爆音EDM。なんだか高揚感にかられてくる。
私たちはレッドピアノというお店でまたビールを嗜み、韓国人かわいいなあとか言ったり、しつこく風俗勧誘をしてくるトゥクトゥクドライバーたちを弄びながらうだうだ過ごした。ある程度楽しんだところで宿に帰ることにした。
 宿に帰って私はカイくんの髪を染めた。理由は諸説あるのだが、ここでは触れてはいけないそうだ。
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さらばじゃ。

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