アンコールツアーはエクササイズである③【シェムリアップ3日目】

カンボジア/シェムリアップ →前回の記事はこちら

 目が覚めると夕方であった。
 二日酔い状態で早朝から遺跡探索に駆り出され、人一倍文句を言い、体は疲弊し、挙句の果てには自分だけ先に宿に帰るという暴挙に出たわけであるが、それでも道中共に連れ添って探索してくれた女性陣は、私の口からこぼれ落ちる内容の伴わない言動に対して、「面白いね〜!」と常に笑顔を見せてくれていたのだからそれだけで十分に幸せであった。それは愛想笑だよという指摘は断固受け付けない。
 彼女たちはきっと、素晴らしい歴史探検家になってくれるに違いない。

 とにもかくにもこうしてアンコールツアーも幕を閉じた訳であるが、総じて「しんどかった」と言っておこう。この過酷さは観光ではなく、運動である。オリンピックの競技に申請すべきである!



 明日早朝、バンコクへ移動予定のたろゑもんにとって、実質本日がシェムリアップ最終日となるので、そろそろお土産などを買いたいなあと思い、宿で暇そうにしていた学生と一緒にオールドマーケットやナイトマーケットを蹂躙した。

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 モロッコで鍛え上げられた値切り交渉術を惜しみなく発揮し、現地のカンボジア人を涙目にさせるほどの鬼畜ぶりを見せつけるも、心優しい私は「グッドフォーミー、グッドフォーユー」な価格で妥協させた。それでもおそらくは「ノットイナフフォーユー」であることにはかわりない。
 しかしながら、いつものことだがよくわからない買い物をしてしまうのがたろゑもんである。
 以前モロッコでは太鼓を買うという馬鹿げた行為に及び、無用の長物と化してしまったのであるが、その教訓は何処へやら、今回はハンモックを購入してしまった。



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 どう考えても使い道がないのに2つも買ってしまった。その原因はなんだか途中からお土産を買うというよりも、現地の人と話すことが楽しくなり、買い物を通してコミュニケーションをはかっていたことにある。そうすると気づいたら買い物袋が4つくらいになっていた。要は現地人の手のひらで踊らされていたのである。

 よく考えれば朝から何も食べていなかったので、昨夜も訪れたケバブ屋さんへ行った。ケバブ屋の親父はトルコのアンタルヤ出身である。カッパドキアには母親が暮らしているというので、私がカッパドキアに行った時の写真を見せるとたいそう喜んでくれた。今度トルコに来るときは連絡してくれという。ちなみに職業は医者で、カンボジアにはバカンスできており、短期でケバブ屋を営んでいるのだという。不思議な人物である。

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いい親父だった。



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 こいつはトゥクトゥクの運転手サリーである。私たちの手に注目してほしい。彼はとにかく風俗への勧誘が激しい。私はいつも彼に会うたびに「後で行くから待っけ!」と言い残しては煙に巻いていた。おそらく彼は未だに私の帰りを待っていることだろう。ああ、サリー、お主はなんと健気なことよ。

 宿に戻るとまたみんなが集って酒を嗜んでいた。私も漏れなくそこに参加し、猥談の大海を彷徨った。昨晩から飲酒と猥談しかしていない気がするが、それもまた良し。明朝旅立ってしまう私にとっては猥談納めである。などと言って飲み明かしていると気づいたら日付が変わっていた。

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 尊敬するエイシさんとシュンスケさんと近所のレストランにて。猥談に関しては彼らの右に出るものはない。猥談のカリスマである。

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 シティゲストハウスで過ごした時間は非常にかけがえのないものとなった。次もまた必ず泊まろうと思う。そして猥談を繰り広げようと思う。

 

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