「俺はやってない!」ゴールデンスランバーに見る世の中の情報について考えてみた

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 どうもどうも。最近書きたいことがたくさんありすぎて、何から書こうかと苦心した結果何も書かないという残念な日々を過ごしておりますたろゑもんです。
 今週は「トランプ政権樹立!」という歴史的ビッグイベントに世界中が踊らされていますね。選挙の時から過激でお下品な発言で世の人々の怒りをほしいままにしている、まさに「下品の権化」のように映る彼ですが、果たして彼は本当にそんなに悪い人なのでしょうか。
 今、テレビや新聞の情報を鵜呑みにして、トランプ政権に対して嫌悪感・絶望感を抱いている人がいたらば、それはメディアの思う壺であるということを再認識してほしいと思います。




どの情報が正しい?伊坂幸太郎の小説「ゴールデンスランバー」を読んでみた。
※ネタバレ注意です


 一般人である主人公・青柳雅春が、金田首相暗殺テロの犯人に仕立て上げられるというお話であるが、そこにはおそらく政府という巨大組織の陰謀が見え隠れしている。キーとなるポイントは以下の2点である。
①利権
②煽るメディア


①利権
 この物語の事件は、かの有名なケネディ大統領暗殺事件に例えられながら進んでいく。ケネディ暗殺の主犯とされていたオズワルドも、実ははめられていたのではないかという陰謀説がいくつもあり、その議論は未だに続いている。
 本編でも、あくまで説に留められているが、おそらくは首相の座を狙う者とその一派、そしてそれに関わるあらゆる人物が権力を振り翳した横暴なのであろうと推測できる。
 政治家というものは地位がものを言うのだろうとは思うが、陰謀や権力行使というのはもはや民主主義を度外視した行為であり、クソである。家で鼻くそほじっている方がましである。


②煽るメディア
 これは誰もが実感するところであるのだろうが、メディアというものは煽ってなんぼのお仕事である。人が食いつけば儲かる彼らが、本編のようにその情報に確証がなくても、青柳雅春を犯人だと煽り続けることはごく普通だ。世の中の大多数がそう思い込んでるところに、真逆の意見を突きつけるようなカッコ良いメディアは往往にして幻想に過ぎない。
 そう、今更彼らに罵声を浴びせても仕方がないのである。
 ただしやはりメディアが権力者と癒着して情報操作をしている場合、そのメディアはクソである。




 とまあ、お下品な言葉を使い申したが、私が本当に言いたいのは権力者やメディアがクソだということではない。そんなものは今に始まったことではないのだから。
 大事なのは、私たち一般人が情報に惑わされないことなのである。
 テレビやSNSでちらっと目にしたニュースを咀嚼せずに事象として受け取ってしまうと、それはメディアの思う壺である。民主主義を民主主義たらしめるものは、国民の考えであり、意見である。何も考えずに踊らされては無意識にどこかで青柳雅春を生み出すことになる。


 そう考えると「豊洲問題」「五輪問題」「憲法改正」等、利権やメディアに踊らされかねない事例が、日本にも山ほどある。
 そしてまた、今回のトランプ大統領の件も例に漏れない。トランプはクソか?ではトランプを大統領に選出したのは誰か?
 デモの映像なんかを見ると確かにトランプってやつはやばそうだと誰もが思うだろう。
 しかし、トランプの発言の仕方はともかく、政策の真意や列国との関係性について調べもせずにクソだと思っているのだとしたら、それは残念すぎるお話である。




 情報に踊らされないためには、調べることが大切である。つまり、同事例に関するより多くの情報を仕入れて、自分なりに意見を発信してみることが大切だ。
 意見することを恥ずかしいと思っていては何も変わらない。青柳雅春を生み出さないためにも、これからの時代はより情報に対して、慎重かつ寛容にならなければならない。


【おまけ】
多様な情報・意見に触れる&発信する場として、NewsPicksはおすすめです。

「ゴールデンスランバー」

【内容紹介】衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

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