ラオスに行ってきました④【バンビエン Day2】

ラオス/バンビエン →前回の記事はこちら

 ラオスのゲストハウスでは朝食をいくつかの中から選ぶことができるというのが基本スタンスのようだ。ここレアルバンビエン2ホステルでも、ベーコンエッグトーストやフレンチトーストなど2〜3種類ほどのメニューが用意されており、オーダーしたらその場で作ってくれるという仕組みである。だからなんとなくお得だ。
 そうしてゆっくりと朝食をとりながら朝靄の中に鎮座する岸壁を眺めて、ふと、今日も暇だなあ、とこぼすのであった。

 今日は予てから、バンビエンにやってきたら是非ともやってみたいと思っていた、チュービングなどの大自然アクティビティにでも挑戦しようかなあどうしようかなあと思って、うだうだしていると昼になっていたので昼食を食べに行くことにした。昨日夕飯を食べた店が美味しかったので、昼食も同じところで取る。

 ラオスではバゲットサンドが名物である。フランス領であった当時の名残なのか、バゲットがうまい上にサイズも大きく、それでいて日本円にして100円ちょっとという極めて良心的価格設定である。この国はどうやらバックパッカーを甘やかしすぎている。



 腹を満たした私は、いざゆかんとばかりに宿の目の前にあるツアー会社の店頭を訪れることにした。
 チュービングやカヤック、ジップライン(ターザンのやつ)など地の利を生かしたツアーがたくさん展開されていて、正直どれを選んで良いかわからないほどである。

 そもそもチュービングとは何か。浮き輪代わりのタイヤに乗ってのんびりとナムソン川を下って行く遊びであり、それ以上でもそれ以下でもない。
 思考力を失いつつある腐れバックパッカーたちに大人気のチュービングは、さらに追い討ちをかけるように脳細胞を死滅させることで恐れられている。
 なんて素敵な遊びなのだろう。
 しかしながらこいつは1人で遊んでも楽しくないはずだ。ラオスにやってきてから、未だ友達作りに励むことすら放棄していた私にとっては退屈以外の何物でもなさそうである。

 仕方がないので有り余る体力を活かしてカヤックとジップラインのセットツアーに申し込んでみた。約3時間ほどのツアーで、料金は2000円程度であった。
 ちなみにバンビエンにはツアー会社のお店が町のいたるところにあるので、その日にすぐ何かしたくなってもいつでもチャレンジできる。

 出発時間まで店頭で待つあいだ、いくつもの乗り合いトラックが往来し、それぞれが各方面へ向かうツアー客たちでいっぱいであった。
 自分の番がやってきたらスタッフが知らせてくれるので、そいつに乗り込む。トラックには各国から集いしアクティビストたちがぎゅうぎゅうに詰め込まれており、中でもイタリアからやってきたという老夫婦もこれからカヤックを楽しむのだと豪語し、腕を鳴らしていた。
 はたまた一方ではドイツ人男性とラオス人女性という異色のカップルもいてよくわからないがいちゃついている。世界って広いなあ。



 一つめはジップラインである。カヤックオンリー家族連れや老夫婦は途中下車、残ったのは私とラオス人女性2人組みと先ほどのカップルであった。
 ジップラインというのは上述の通りターザンみたいにロープをしゅるしゅるっと滑って行く遊びであり、ジャングルの帝王になった気分を味わうことができる。なぜ私がこれを選んだのかはわからない。

 トラックが到着するとジップライン用の装備を身につけ、まずはひたすら歩いて急な山道を登る。

 外国人という生き物は実にフレンドリーであり、積極的に私のようなあほにも話しかけてくれる。
 彼らカップルは職場があるタイで知り合ったとかで、休暇を利用してラオス旅行をしているのだという。男性はセバスチャン、女性はケイというらしい。年齢でいうと私より少し上くらい。それ以降は登山が辛くて何を話していたのかほとんど記憶がない。

 山の上に到達し、見渡すと本当にジャングルのようであり、これをロープで滑って行くのかと思うと非常に興奮する。

 いざ滑るとなると一抹の恐怖心を覚えるものであるが、一度滑ってしまえばそんなものは消え去り、爽快感によりアドレナリンが大量分泌され、さらなる高揚感へといざなう。

 しかしながらなかなかのスピードの出具合である。

 このようにインストラクターのにいちゃんたちがふざけながら全力サポートしてくれるので安心である。

 こうして10回ほどターザンを繰り返しているうちに慣れてきて妙なぶら下がり方などをして怪我をするのがオチである。私はそういうタイプの人間であるが、この時ばかりは冷静であった。したがってだんだんと惰性で滑るうちに飽き始めたところで終了した。いいタイミングである。

お次はカヤック。こつこつと鍛えてはさぼり、鍛えてはさぼりを繰り返して幾ばくの成長も見せない我が上腕二頭筋の威力を試すときがやってきた。
その実力やいかに!

つづく

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