「男性が」海外でスリに合わないための工夫

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 昨夜未明、これまで消息を絶っていたたろえもん氏が忽然と姿を現し、おもむろに「たった今、生涯取り組み続けた数学的難問の解を得た!これまでの旅を振り返ってみると、一度もスリなどの被害にあったことがないことが判明したのである!10カ国以上も行ったのに!」
と供述していたことが判明しました。

 同氏によると「あらゆる条件下での試行においても、例えばファスナーの付いていないトートバッグやサコッシュを下げ、ズボンのポケットにスマホを入れた状態で街を闊歩したり地下鉄に乗車したりしても、未だかつて盗難にあったことがない!これはガイドブックなどに記載されている従来の防犯対策におけるロジックを根本的に覆す重大な発見である!」と主張している模様です。

 一方、その主張に批判的な勢力は、
「その街には誰もいなかったのではないのか!」
「盗まれたことに気づかずに今まで生きてきただけではないのか!」
などと罵詈雑言を浴びせかけ、一時場は騒然とした空気に包まれましたが、対するたろえもん氏は「国へ帰れ!」と一蹴し、反対勢力を鎮圧しました。
 異例のこの事態に専門家らは、1688年~1689年のステュアート朝イングランドにおける名誉革命を彷彿させる、いわゆる無血革命であると手放しで絶賛している様子です。

 なお、同氏はスリに合わないための代表的な工夫として「堂々としていること」を挙げ、さらにはそのために「筋肉の増大のために持てる全てをつぎ込むこと、あるいは身長を極限まで伸ばすこと」を提唱し、また、「堂々としていること」を客観的に測る指標として、「筋肉量および身長の高さ」「現地人や他国の観光客に道を聞かれる」であると定義しました。
 加えて「決して群れて行動してはいけない」という旧来の防犯対策上のロジックも組み込んだ上での考えであると既存勢力に配慮を示し、「男性限定である」という条件を強調しました。

 続けて、「旧来の防犯対策、つまり、『カバンは身体の前側で持つ』『腰に巻くタイプのバッグや南京錠を使用する』などにとって代わって私の主張を受け入れ、実践したとしても防犯上の一切の責任を追わないことを必ず約束する」と述べています。

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