スペイン/バルセロナ✈︎フランス/パリ
AM5:00に起床。相部屋のパーティーピーポーたちや、爆音いびき女のおかげでほとんど眠れず朝を迎える。宿のチェックアウトを済ませ、パウンドケーキのような簡易朝食をいただき、バスターミナルへ。そして空港に向かう。
バルセロナの空港
さて、今回向かう先はフランスはパリ。ライアンエアというLCCを利用する。このライアンエアはなかなかの曲者であるという噂がいたるところから流れ出ている。いかにしてその曲者という悪名を轟かせることとなったのか。私が説明してみせよう。
まず料金はバルセロナ→パリで25ユーロという破格である。だがLCCなので預け荷物は有料。持ち込み荷物の大きさも55×40×20㎝かつ10㎏まで。オーバーしているとその場で25ユーロを請求される。さらにチケットを印刷してこないと15ユーロくらい持っていかれる。これにビビりまくった利用者が、荷物追加を事前に登録してしまったり、あるいはこれを知らなかった者から金を巻き上げたりしながら、ライアンエアはその悪名を世に轟かせているようである。
今回私は上記の前者とも後者とも分類できない、事前に情報はあるものの、なんの事前手続きも行わずにビビりにながらやってきたのである。そしてそのこともあり今回私が担いでいるバックパックの容量はなんと25リットル。なにも入らない。では逆に何が入っているのか。そのような質問は受け付けない。
それでもなかなか重いので、空港のチェックインカウンターではチェックされたらどうしようなどと思ってしまうわけである。
そしてチェックインの時が訪れる。その結果から説明しよう。
荷物はチェックされなかった。
荷物はチェックされなかったのである。
あれだけの情報を仕入れ、万全の状態に持っていくために荷物の容量までをも削減し、お土産を買うことすらも選択肢から削除してきたにもかかわらず、荷物をチェックしやがらなかったのである。しっかりと我が荷物をチェックしろ!などという考えに陥るほど自暴自棄になりかけていた私にさらなる追い打ちをかけるものがいた。我が荷物の一回りほど大きな荷物を悠々と持ち込んでいる者がいたのだ。
なんなんだいったい。
なんなんだよいったいぜんたい!
これまでの警戒心をどうしてくれようか。この時私は断固誓ったのである。馬鹿正直に規定に従うことは日本以外ではやってはならない。複雑な心境で飛行機に乗り込む。席がなかなか狭いが我慢出来る程度である。
2時間も経たないうちに到着した。
ライアンエアでは、着陸するときに「congratulations!!」的な音楽が流れる。そして乗客は拍手。お決まりなのだろうか。なんだか怖い。
到着したのはシャルルドゴール空港でもオルリー空港でもない”ボーヴェ空港”パリ市内から80キロくらい離れている。
パリではない!
などと思うがよく考えたら、京都から関西空港も遠いのである。特別おかしなことではないのである。
完全にプレハブの様相を呈する空港
ライアンエアの機体
パリは100年に一度の大寒波。
どうなることやら。
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