カンボジア/プノンペン
プノンペンにやってきて早4日、昨日までの3日間、朝から晩まで濃密な時間を過ごしておりました。
◆1日目
18時にプノンペン空港に降り立った私は、多種多様なツアーやホテルの迎えの人間たちが蠢く出口の喧騒をするりと通り抜け、タクシーに飛び乗り、約40分ほどかけて待ち合わせ場所ののOkay Boutique Hotelへと向かう。空港から市内までのタクシー料金の相場は12ドルほどで、値切り交渉は基本不可です。
ホテルに到着すると相方のたくまる氏が無造作にあたりをぶらぶらしようとしていたところに出くわし、久方ぶりの再会に喜びました。
そして実は今回もう一人活動に参加してくれる人物がおり、名をば「まみむめものまみ」というそうな。物好きな人ですなあと思っていると、私に続いて彼女もホテルに到着し、ここで一同顔合わせとなる。
まみ氏はマレーシア・クアラルンプールの一時的在住者であり、インターンに参加して日々あくせくと働いているのだという。容姿端麗、英語堪能、進取果敢ときたのだから私たちにとっての強力な武器となることは明白であります。(これくらいで良い?)
兎にも角にも決起会と称し、私たちは意気揚々と夜のプノンペンの街へと繰り出し、りばーさいどで豪快にお酒を飲み歩き、明日以降の活動に備えました。
2日目は小学校を訪れました。活動内容を報告する前に、どのような経緯で活動を行うに至ったのかを改めて簡単に説明します。
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昨年冬、相方のたくまる氏から、途上国での衣類寄付活動のお誘いの一報が私宛に届きました。ボランティアや寄付などには元来ほとんど関心のなかった私ですが、秘めたる好奇心を炸裂させ、2つ返事でOKしました。
当初からの目的の一つとして「誰の何が誰に届いたのか」をわかるようにすることで、寄付者にもボランティアに参加している実感を持ってもらえるのではないかという考えを軸に活動しています。
元々はプノンペンからシアヌークビルあたりまでの道中、服を配り歩くというバックパッカー的無謀かつ無計画活動を考えていましたが、多くの方のアドバイスを受ける中で、やはりそれでは横流し(業者による転売)や治安リスクなどが高いこと、加えてカンボジア語が理解できないとかなり厳しいと指摘いただいたため、友人に紹介してもらった現地ガイドのアチョさんに小学校やスラム訪問の手配&通訳をお願いすることにしたのです。
寄付の流れは、現地の小学校などを直接訪問し、校長先生にお願いして子どもたちを一定数集めてもらい、一人ずつ丁寧に服を渡し、写真を撮っていくというものです。
正直、子どもたちが喜んでくれるのか、先進国側の押し付けにはならないか、などの不安要素もあったのですが、誰に何を言われようがとにかくやってみないことには海の外のことはわからないので、思い切ってやってた次第です。
今回の活動スケジュールは以下の通りです。
4/29:プレトン小学校訪問
4/30:バサーックスラム&ゴミ山訪問
以降活動報告は少し長くなりますので、次記事にて更新します。ぜひお読みくださいませ!