レンヌからレンタカーでモンサンミッシェルとかに行ってみた–③

フランス/モンサンミッシェル →前回の記事はこちら

運転手を交代し、サン=マロを出発した我々であるが、テクニックおよび試合勘の圧倒的欠如から、あわや擦りかねないというシーンを幾度となく演出した後輩に罵声を浴びせながらも引き続き楽しい旅は続いた。

サン=マロからモンサンミッシェルへ向かう道もほぼ一直線である。何も難しいことはない。

何気ない田舎道を進んでいくと霧がかった景色の遠く向こうに、それはまるで幻影のようににゅっと大きな影が現れる。モンサンミッシェルのお出ましである。この遠くから見える姿がなんだか一番興奮するのは私だけであろうか。

近く巨城、湧き上がる歓声。日本でいつでもできるような会話にかまけていた我々の目を覚まさせる、強烈な一撃である。

車を止め、興奮冷めやらぬ我々一行はこの圧倒的な曇天を突き破るように心を踊らせながら歩を進める。

駐車場脇の道。まだまだ距離がある。

なかなかの威圧感。実に厳かである。しかしながら駐車場から遠い。しんどい。

このへんの角度が一番美しい。

おおよそ予想はしていたことだが、外観だけで腹八分は満たしている。そうは言っても仕方がないので残り2割の気持ちで中を見学する。

近くで見ると本当にでかい。

ふと来た道を振り返ってみると、このような広大で何もない平原にぽつんとたたずむ巨城のその絶大な存在感を実感する。囚われの身にでもなったような気分である。

我々一行はお城の宗教的意義や内装、その歴史に触れてしかるべき感受性を持ち合わせていない。大きなものを見て興奮することしかできない。そろそろ帰ろう。

夕刻が迫る。5時の電車に乗らなければならない。どうしてだろう、帰路につくと急に雲がはれ、美しい夕焼け空になってしまった。非常にやるせない。それにしても綺麗な空である。

大変な猛スピードでレンヌの街に帰着し、レンタカーを返却する。夕方は街中も混雑するし、ガソリンも注入しなくてはならなかったため、電車の時刻ギリギリになってしまった。電車に駆け込むと急に疲れが溢れ、しばらくの間英気を養う一行であった。

今日の締めくくりはムーランルージュである。疲れてるけどいく。そう、ドンスドンス・パーリドンスである。

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